「TG Resource Bank」ビジネスの開始について
平成18年9月21日 |
熊本県熊本市南熊本三丁目14番3号 株式会社トランスジェニック 代表取締役社長 是石 匡宏 (コード番号 2342 東証マザーズ) (連絡先)経営企画室 砥綿正博 電話番号 078-306-0590 |
「TG Resource Bank」ビジネスの開始について |
当社は、遺伝子破壊マウス及び遺伝子破壊ESクローンのライブラリー「TG Resource Bank」を公開し、新たな使用権許諾ビジネスを開始しますので、お知らせ致します。 当社は、可変型遺伝子トラップ法(国際特許出願番号:WO 01/005987)により、遺伝子破壊マウスおよびESクローンを大規模、網羅的に作製し、特定の製薬企業との契約に基づき独占的に配列情報を開示してまいりました。この情報開示の終了に伴い、遺伝子破壊マウス事業における従来の情報提供ビジネスを統合し、遺伝子破壊マウス及び遺伝子破壊ESクローンのライブラリーを「TG Resource Bank」として公開し、非独占的に使用権を許諾するビジネスを開始することと致しました。 「TG Resource Bank」では、当社が独占的な権利を有する全リスト(現時点で、550系統の遺伝子破壊マウス、2,000クローンの遺伝子破壊ES細胞)について、あらゆる企業及び大学や研究機関が、ウェブサイト上で情報閲覧することが可能となります。「TG Resource Bank」は、いまだ機能が特定されていない遺伝子の生体における機能を解明するための貴重な生命資源のライブラリーであり、製薬企業の新規創薬ターゲット探索や公的研究機関における遺伝子機能解明に寄与するものであります。当社は、個々の系統について有償で個別に使用権許諾を行い、これに基づき当該系統を提供してまいります。 日本国内については当社代理店である日本チャールス・リバー株式会社、さらに、海外については先に提携したフランス genOway社を通じて営業活動を展開致します。 なお、現時点においては、本件が当期(平成19年3月期)の業績に及ぼす影響は未定でありますが、今後、重大な影響を与えることが判明した場合には速やかにお知らせ致します。 |
以上 |