新規抗体作製技術(DNA免疫法)の導入および事業化のお知らせ
平成18年10月16日 |
熊本県熊本市南熊本三丁目14番3号 株式会社トランスジェニック 代表取締役社長 是石 匡宏 (コード番号 2342 東証マザーズ) (連絡先)IR・広報担当 森田貴子 電話番号 078-306-0590 |
新規抗体作製技術(DNA免疫法)の導入および事業化のお知らせ |
当社は、平成18年10月16日、有限会社行動医科学研究所との間で、DNA免疫法による抗体作製技術に関する実施許諾契約を締結し、本技術を同社から導入し、事業化することとしましたので、お知らせ致します。 当社では、神戸大学発ベンチャーである有限会社行動医科学研究所との間で、同社取締役谷口泰造氏(神戸大学医学研究員)のDNA免疫法による抗体作製技術を導入し、事業化するための検討を行ってまいりました。 このたび有用性の検討を終了し、当社において事業化するため、本日、同社と本技術に関する実施許諾契約を締結しました。 本技術では、タンパク質やペプチドを抗原として免疫する方法とは異なり、遺伝子を直接動物に免疫するため、抗原が生体内における本来の構造を取りやすく、その結果、付加価値の高い抗体を作製することが可能となります。 当社は、本技術を受託事業において抗体作製サービスとして提供するとともに、当社の基盤技術である高親和性抗体作製技術(GANP®マウス技術)と組み合わせることによって、より有用性の高い抗体作製技術を開発し、試薬・診断薬・医薬への応用を目指してまいります。 なお、現時点においては、本件が当社の業績に及ぼす影響は、未定でありますが、今後、重大な影響を与えることが判明した場合には速やかにお知らせ致します。 |
以上 |