TG分子解析センター開設のお知らせ
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2014年8月26日 |
会 社 名 株式会社トランスジェニック 代表者名 代表取締役社長 福永 健司 (コード番号 2342東証マザーズ) 問合せ先 取締役 経営企画室長 船橋 泰 (電話番号 03-6693-9571) |
TG分子解析センター開設のお知らせ | |
株式会社トランスジェニック(代表取締役社長:福永健司、熊本県熊本市)は、2014年8月18日にお知らせしました一般消費者向け遺伝子解析サービス開始に伴い、このたび2014年8月26日開催の取締役会において、当社神戸研究所内に「TG分子解析センター」を開設することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。 1.概要 当社グループは、創薬トータル支援企業として高品質な各種サービスを展開しており、その一環として、研究者や製薬企業向けに遺伝子解析サービスを提供しております。 このたびの分子解析センター開設は、当社が培ってまいりました遺伝子解析技術で、一般消費者向けヘルスケア分野の遺伝子検査ビジネス※1へ本格参入するための体制強化を第一の目的としております。 昨今、消費者向け遺伝子検査ビジネスが急速に発展するなかで、経済産業省は「分析の品質の担保」を課題の一つとして掲げております(平成25年度中小企業支援調査 「遺伝子検査ビジネスに関する調査」、経済産業省)。当社グループは、既にCAP認証※2施設での遺伝子発現解析の豊富な実績を有することから、高い品質での検査結果の報告が提供可能であり、消費者の健康増進活動への寄与が期待されます。 また、当社グループは、遺伝子解析技術に加え、抗体を始めとする免疫関連技術や病理診断技術を有しており、これらの技術を融合させることで個別化医療開発支援へと発展させることを成長戦略の一つとして位置づけ、その推進を図っております。このたびの分子解析センター開設の第二の目的は、解析拠点の機能別集約、即ち遺伝子および抗体タンパク質に関わる解析については神戸の「TG分子解析センター」へ、病理解析や診断を得意とし、病理組織などの特殊材料に関わる解析については当社グループ会社である株式会社ジェネティックラボ病理診断部門(「Glab病理解析センター」)へと機能分担を明確化することで事業展開における機動力向上、効率化を実現することにあります。 今後は、解析受託サービスの拡充を図り、顧客の求めるベストソリューション提供を推進してまいります。 2.解析センター概要 (1)名称: TG分子解析センター (2)所在地: 神戸市中央区港島南町7-1-14(当社神戸研究所内) (3)開設日: 2014年10月1日(予定) 3.今後の見通し なお、本件による2015年3月期連結業績への影響は軽微であります。今後、当社の連結業績に影響を与えることが明らかとなり次第、速やかにお知らせいたします。 | |
◆ご参考 ※1遺伝子検査ビジネス 血液や唾液等の生体試料中の遺伝子を解析し、その結果から疾病罹患リスク(糖尿病、痛風、リウマチなど)、体質(太りやすさ、アルコール代謝、肌質、長寿、髪質など)、能力(知能、音楽、記憶力など)、血縁関係等を判定・評価するビジネス。近年、消費者とインターネット等で検体採取キットおよび検査結果を直接取引するDTC (Direct To Consumer) 遺伝子検査ビジネスが急速に広がっている。 ※2 CAP (College of American Pathologists:米国病理学会) 認証 病理及び臨床検体の質を確認し、ラボの発展と体質改善、維持管理を行うことを目的とした病理医、検査技師で構成される米国病理学会による認定制度。 | |
以上 | |
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