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早期癌マーカーとしてのジアセチルスペルミンに関する特許が米国で成立

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2015年9月15日
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会 社 名   株式会社トランスジェニック      
代表者名  代表取締役社長 福永 健司    
(コード番号 2342東証マザーズ)
問合せ先  取締役 経営企画室長 船橋 泰
(電話番号 03-6693-9571)
早期癌マーカーとしてのジアセチルスペルミンに関する特許が米国で成立
 株式会社トランスジェニック(代表取締役社長:福永健司、福岡市)と東京都、公益財団法人東京都医学総合研究所、株式会社シー・アール・シーは、2005年9月9日に早期癌マーカーとしてのジアセチルスペルミンに関する特許を共同出願しておりました。このたび、米国において当該特許が成立し、設定登録(特許第9134313号)されましたので、お知らせいたします。

 このたび成立した特許は、尿中に排泄されるジアセチルスペルミンが、既存の腫瘍マーカーに比べて早期癌のマーカーとなることを見出し、米国内において権利化を図ったものです。当該特許は2010年11月4日にお知らせしましたように、日本国内で成立しております(特許第4608432号)。
 本抗体関連のビジネス進捗状況は、日本国内診断薬メーカーおよび中国診断薬メーカーにて、体外診断薬として上市に向け進行しております。

 今回の特許成立により、早期癌を対象に日本のみならず米国においても知的財産権が保護され、当社ライセンス活動をさらに強力にサポートすることが可能となりました。

 なお、本件の本年度連結業績への影響は軽微であり、業績予想には変更はありません。

◆ご参考
ジアセチルスペルミン
ジアセチルスペルミンは、ヒトの体内に存在するポリアミンと総称される物質の一種です。ポリアミンと総称される成分の尿中排泄量は、以前より癌と関係のあることが示唆されてきました。その中でも、ジアセチルスペルミンは、他のポリアミンと比べ、その尿中排泄量と癌との関連性が特に高いことが最近の研究より明らかになっております。

以上
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