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当社資本業務提携先の医化学創薬(株)における科学技術振興機構に対する第三者割当増資について

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2015年12月24日
会 社 名   株式会社トランスジェニック      
代表者名  代表取締役社長 福永 健司    
(コード番号 2342東証マザーズ)
問合せ先  取締役 経営企画室長 船橋 泰
(電話番号 03-6693-9571)
当社資本業務提携先の医化学創薬(株)における
科学技術振興機構に対する第三者割当増資について
当社の戦略的資本業務提携先である医化学創薬株式会社(代表取締役:伊藤勝彦、札幌市 以下、医化学創薬)において、このたび国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、JST)に対して第三者割当増資を実施することとなりましたので、お知らせいたします。

 この第三者割当増資は、科学技術振興機構の出資型新事業創出支援プログラム(略称:SUCCESS (SUpport Program of Capital Contribution to Early-Stage CompanieS))に基づくものです。このプログラムは、科学技術振興機構の研究開発成果を実用化しようとするイノベーティブなベンチャー企業に対して、成長資金の供給や関係機関のネットワークを活用したサポートを提供することにより、実用化を通じた先端技術の社会への還元を推進するものです。

 医化学創薬は、従来からJST の支援を受け、2009 年度「全自動糖鎖プロファイル診断システムの開発」等の研究開発を進めてまいりました。
 医化学創薬は、保有する基盤技術である
 ①糖鎖解析技術:グライコブロッティング法
 ②糖鎖合成手法:マイクロ波と酵素合成法を活用
 ③抗体の評価法:糖ペプチドライブラリー/マイクロアレイの作製技術
 ④特異抗体作製:非特異吸着抑制(PC/SAMs)微粒子作製技術
に基づいた総合的な糖鎖解析手法である「GT-PlatformTM」を提供しております。今回の増資によって、このGT-PlatformTM を用いて解析したデータを基にリード抗体を作製するシステムで抗体医薬の創製プラットホームである「QuaDRAD™」の創薬現場への提供を加速させます。

 当社は、この度の医化学創薬の増資により両社共同で進めております抗体医薬シーズの 開発が加速するものと期待しております。

【国立研究開発法人科学技術振興機構】
わが国における科学技術情報に関する中枢的機関として内外の科学技術情報を迅速かつ適確に提供する事を目的に1957 年8 月に設立された日本科学技術情報センター(JICST)と、海外技術への依存から脱却し、わが国の大学や国立研究所等の優れた研究成果を発掘し、その企業化を図ることを目的に1961 年7 月に設立された新技術開発事業団(JRDC)が1996 年10 月に統合し、科学技術振興事業団(JST)が設立されました。2003 年10 月には、独立行政法人科学技術振興機構(JST)となり、2015 年4 月には、現在の国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)となりました。
 イノベーションのナビゲーターとして、 わが国の科学技術の発展を牽引し、広く世界を先導する組織です。

【医化学創薬㈱ 企業概要】
本社所在地  札幌市北区北21 条西12 丁目 コラボほっかいどう
代 表 者    代表取締役 伊藤 勝彦
設立年月日  2010 年11 月
事 業 内 容  受託による糖鎖解析・糖鎖合成、試薬販売、抗体医薬製造
U R L     http://www.soyaku.co.jp/
以上
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