株式会社免疫生物研究所の新株式取得及び転換社債型新株予約権付社債の引受に関するお知らせ
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2016年2月12日 |
会 社 名 株式会社トランスジェニック 代表者名 代表取締役社長 福永 健司 (コード番号 2342東証マザーズ) 問合せ先 取締役 経営企画室長 船橋 泰 (電話番号 03-6693-9571) |
株式会社免疫生物研究所の新株式取得及び転換社債型新株予約権付社債の引受に関するお知らせ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
当社は、平成28 年2月12 日開催の取締役会において、株式会社免疫生物研究所(代表取締役社長:清藤 勉、群馬県藤岡市、以下「免疫生物研究所」といいます。)が第三者割当により発行する新株式の取得(以下「本新株式取得」といいます。)及び転換社債型新株予約権付社債(以下「本新株予約権付社債」といいます。)の引受を行うことを決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1.新株式の取得及び転換社債型新株予約権付社債の引受の目的 当社は1998 年に設立し、熊本大学発バイオベンチャーとして、遺伝子破壊マウス作製受託をはじめとする基礎研究支援から、非臨床試験、臨床試験、更には診断までカバーした有用なトータル創薬支援ツールをグループで提供することで、研究者及び社会に貢献することを目指しております。 一方、免疫生物研究所は1982 年に設立され、蓄積された技術と信頼を背景に、抗体試薬・診断薬の製造・開発メーカーとして国内屈指の規模を誇るほか、今後、成長が期待される遺伝子改変カイコの繭から産生させた有用なたんぱく質を活用した医薬品原料の開発・製造を行っています。 両社は、2011 年3月11 日に包括的業務提携契約を締結し、以来、基幹技術の相互補完、相互の営業網の活用、共同研究の開始と相乗効果を生むべく取り組むとともに、戦略的な協力関係の構築を協議してまいりました。 その結果、この度、両社間の更なる強固な協力関係の構築を図り、もって両社の企業価値向上を実現すること、更には相互の経営基盤の強化を図ることを目的として、当社による本新株式取得及び本新株予約権付社債の引受を決定するに至りました。 このたびの資本参加を機として、当社グループにおいては、免疫生物研究所と当社CRO(※1)事業との相互取引の拡充、コンパニオン診断薬開発に関する両社での開発支援、並びに当社ジェノミクス事業部が有する診断薬シーズに関する実用化・製品化の加速が期待されます。一方、免疫生物研究所においては、今回の資金調達により、現在、同社が進めている診断薬開発・製造機能の強化に必要な設備資金が賄える他、当社グループの創薬支援プラットフォームの活用により、近年、開発比重が高まっている診断薬・治療薬等の医薬品開発に関する研究開発を加速します。両社は資本参加を通じ、今後、相互の事業発展の戦略的推進をより強固に進める方針です。具体的には以下のとおりであり、状況に応じて順次段階的に進めるものとします。 ①当社創薬支援プラットフォーム(薬効薬理試験、安全性試験等)を活用し医薬品・診断薬開発を目指します。 ②免疫生物研究所が有する脂質関連解析技術による、当社CRO 事業のサービス及び付加価値の拡充を図ります。 ③当社グループが有する抗体・診断薬原料の製造を免疫生物研究所のGMP(※2)準拠施設を活用することにより、品質及び収益性の向上を目指します。 ④当社グループが取り組む抗体医薬・診断薬の研究開発に関して、免疫生物研究所の蓄積された抗体作製技術をもってして加速させます。 なお、両社は、平成23 年6月に開催の定時株主総会以降、当社代表取締役社長 福永 健司は免疫生物研究所社外取締役として、また免疫生物研究所 代表取締役社長 清藤 勉氏は当社社外取締役としてそれぞれ選任されております。取締役を相互に派遣することにより、経営への直接的参加を通じて、提携シナジーの最大化と強固なパートナーシップ構築を図るものです。 ※1 CRO :Contract Research Organization 医薬品開発業務受託機関 ※2 GMP :Good Manufacturing Practice 医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2.株式会社免疫生物研究所の概要
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(単位:百万円。特記しているものを除く) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3.新株式取得の概要
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4.転換社債型新株予約権付社債引受の概要
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5.異動前後における所有株式数及び所有割合
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6.日程 取締役会決議日 平成28年2月12日 株式取得日 平成28年3月1日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7.今後の見通し 本資本参加の平成28 年3月期の連結業績に与える影響は軽微であり、業績予想に変更はありません。なお、当社が、本新株予約権付社債の株式への転換を行う場合においては、本新株式取得とあわせて、免疫生物研究所の総議決権数の5.23%の議決権個数を保有することになります。本新株予約権付社債の株式への転換については、今後の関係及び連携の強化を図りつつ、その進捗等を勘案しながら段階的に判断・実施することとしております。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
以上 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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